清水さんに、お勧め本を尋ねたら、けっこう生物系の本が出てきます。
ここ数年は、講座の内容に関しての本に傾いていたけど、それは講座に来られている方々の興味に合わせていた部分があるんじゃないな。
これらの本は、講座では勧めてないかもしれない。
たしかに、これらは清水講座受講生には求められない本だろう。
「鼻行類」
スゲー!こんな動物いたんだ!
つい数十年前までいたんだ。
イラストも素晴らしい。
もう、興奮です。
(私が10代の頃の話です)
4分の1ほど、読み進めて、
ん?
なんかおかしい?
訳が日高敏隆先生だし、信じたよう。
フィクションです。
上の画像左は、新書として再販されたもの。
右は、オリジナルの本。
ただし、緑の帯は荒又宏氏が書いている。
最初は、違う先生(学者)が書いていたはずだ。
私のところには、オリジナル本があったのに、誰かに貸してから行方不明だ。
仕方なく、新書版を買いなおした。
ただ新書版は、オリジナル本のあった巻末の「論文」は割愛されているのが、残念。
じつは私、この最後まで読んでません。
本当の話と信じていたので、フィクションと気づいたショックは大きく、その途端、読むエネルギーがなくなってしまいました。
前回ブログの「失われた地平線」がフィクションなので、そのつながりでご紹介しました。
「鼻行類」、フィクションながら、あなどれませんよ。