哲学の話をした流れで、清水さんのお勧めも紹介しておきます。
哲学といっても、ちょっと変わり種な本。
清水さんがすすめてくれたのが、
筒井康隆さんの「誰でもわかるハイデガー」「文学部唯野教授」の2冊。
私は、筒井義隆さんと聞いたら、すぐに読む気になれなかった。
この2冊、気にはなっているが、実はまだ読んでいない。
めずらしく読まづ嫌いになっている。
なぜ、読まないかというと「将軍が目覚めた時」が、トラウマになっているから。
この本は短編集だが、タイトルの「将軍が目覚めた時」が面白くなかったのに加え、
問題は「乗越駅の刑罰」だ。
これを読んで、「グロっ!」「怖っ!」
と思ってしまった。
最初に読んだ筒井さんの本が、強烈かつ衝撃的だったので、それから、筒井さんの本にはなかなか手がでない。
それでも、怖いモノみたさというか「乗越駅の刑罰」は何度も読んだなぁ。
面白くないと思いつつ、「将軍が目覚めた時」も何回かは読んだ。
筒井さんの術にはまっていたのかもしれない。