八十過ぎのバァバの教え

 

ある日、図書館にて。

受付が騒がしい。

 

ご高齢の女性が数冊の本の返却と、気に入った本の貸し出し延長の仕方がわからず、受付の女性と押し問答。

耳が遠いのだろうか、大きな声を出してるつもりはないのだろうが、やはり大きい。

 

よほど気に入ったのか、興奮気味。

 

「八十歳過ぎた、バァバが、こんな本読むの、なんだが・・・。この本は素晴らしい! これ読んだら宗教はいらん!」

(実際は、富山弁だが、だいたい、こんな意味です)

 

これ読んだら、宗教はいらん!

・・・なんて気になる言葉じゃないですか。

 

どんな本か、見ていたら、この本でした。

彼女が、こんな本を読んでいたのが驚き。

 

人生の先輩のお言葉です。

私も読んでみます。