清水さんが講座の中で、チベットかネパールの医師の話をしたことがあった。
詳しいこと覚えていないが、だいたいこんな話だった。
「病気の子供のため、1週間(10日?まあ、すごく時間がかかるということ)かけて、父親が子供を家に残し、医師のところに行く。そして、同じ時間かけて子供の待っている家に帰っていく」
この清水さんの考えでは、医師は、父親の「気」から、1週間前の子供の状態を観て、これから帰っていく1週間後の子供の状態を予見して処方する。
野田俊作さんは、子供ではなく、医師の目の前にいる「父親」を観て、彼を治療する。(アドラー心理学に会報記事にて)
清水さんと野田さんの考え方・見方が違うのは、それはそれでいいのだが、私は、二人が同時期に同じエピソードについて語ったことに驚いた。
点と点が、思わぬところで、つながった。
清水講座と野田さんのアドラー心理学、両方を知ってる人で「その時期」に関わっていた人は少ないだろう。
なんだか、私が特別なピン・ポイントにいた気がして、ちょっと戦慄。