買っときゃよかった、アノ本・・・


ついつい、ネットでアニメ「攻殻機動隊」を見てしまった。

日本のアニメ映画だが、英語タイトルは「Ghost in the shell」。

 

アーサー・ケストラーの「The Ghost in the Machine:機械の中の幽霊」からきている。

原作者は、この著作のコンセプトからインスパイアされたらしい。

 

アーサー・ケストラーのこの著作はいろいろ影響を与えていて、ロックグループ「ポリス」もそのままのタイトル「Ghost in the Machine」というアルバムを出している。

ポリスのリーダー的存在、スティングは読書家でインテリらしく、このアルバムの次のアルバムタイトルは「シンクロニシティ」です。ご存知のとおり、カール・グスタフ・ユングの概念です。

「シンクロニシティ」という言葉はこのアルバムの世界的大ヒットで広まったのではないかと思う。

 

アニメ・攻殻機動隊を見てしまった私は、ケストラーの「機械の中の幽霊」が読みたくなった。

蔵書を探すと、ケストラーの「ホロン革命」はあるのだが、「機械の中の幽霊」はなかった。文庫版が出版されたとき、いつか読もうと、とりあえず買ったような気もしていたが買ってなかったようだ。

 

あらためてアマゾンで探すと、あらら!高くなってる。

買っておけばよかった。