宝くじに当たる男 4

注意)上記の本は、彼が貸してくれた本ではありませんが、代表的なものとしてご案内しています。

 

彼が珍しく本を4冊貸してくれた。

なかば、強引に。

 

数年前、事業について思い悩んでいた時に読んだ本。

彼は、これらの本を読んでから、宝くじに当たる確信を得た。

そして当たり始めた。

 

それらは、ある人のことを書いた本で、多数出版されている。

私も何冊か読んでいる。

「あ~知ってる、知ってる」

その人のことは、たぶん、私のほうが彼より知ってる。

しかし、私は、その本から何を得たのか?

そして、彼は何を得たのか?

 

10年ほど前だろうか、その人の講話テープを清水さんにダビングしてさしあげた。

清水さんも、その人の肉声は初めて聞いたようだ。

感想はあまり憶えていないが、

「天風さんは、何人も人を殺しているからなぁ・・」

という言葉は記憶している。

 

清水さんは、中村天風の声から、何を感じたのだろうか。