清水義久氏が選ぶ

   人生で読んでおくべき

           1000冊

感想や要望、ありがとうございました。

 

第2回目に、ご紹介する本は以下の7冊です。

古本でしか手に入らない本もあります。

その点、ご容赦ください。

シッダールタを除く6冊は共通したコンセプトです。


「高校生に読んでほしい本を紹介ください」というご要望がありました。

清水さんは、小学生・中学生のときにカントやニーチェを読んでいた。小学生で読む本ではないですね。そのレベルで考えると、さて、今どきの高校生だと何がいいのか?

 

本の紹介というより、「まずは本の読み方だよね」。ということで、その方向に話は弾みました。その話も、非常に興味ある内容でしたので、おいおい紹介していきます。

 

今回の7冊は特に、高校生向けで選んだわけではありませんが、日高さんの本などは高校生にもぜひ読んでいただきたいものです。


読まれての、疑問、問合せ、感想、ご意見、メッセージなど、およせください。

清水さんにお見せします。

 

 シッダールタ

  ヘルマン・ヘッセ

  岡田朝雄 訳 草思社

  *他にも訳があるので、どれでもかまいません。

 

 動物と人間の世界認識 イリュージョンなしに世界は見えない

   日高敏隆 ちくま学芸文庫


 動物にとって社会とはなにか

   日高敏隆 講談社学術文庫


 生物から見た世界

      ユクスキュル/クリサート

       日高敏隆・羽田節子 訳 岩波文庫

 

 胎児の世界 人類の生命起源

   三木成夫 中公新書

 

 攻撃 悪の自然誌

   コンラート・ローレンツ 

   日高敏隆・久保和彦 訳 みすず書房

 

 破壊 人間性の解剖

   エーリッヒ・フロム

   作田啓一・佐野哲郎 訳 紀伊国屋書店